混沌
日常にはどうでもいいことがたくさんあって
その中からひっかかるものだけをとりだす作業を繰り返している
たいていは何もひっかからないことのほうがおおくて
まいにちはしらぬ間に日が暮れている
わたしには、わたしだけのとっても大切なことがいくつかあって
それをまもる為に朝起きて支度をするし息をスーハーするんだよ
まもりたいものがまもれなくなったとき
わたしの城は崩壊しちゃうんだろうか
砂になって風にまい、大地にふたたび根をはわせるんだろうか
だれかにたいして罪悪感をかってにかんじて
ひとりで悲劇のヒロインきどり
なんてそんなばかげた話しも存在しえるこの今に
わたしはひとつのかけらもみつけられなかった