マイナス3度

シベリアハウスがまたやってくる
家の扉をあけると極寒が待っていた

おしゃべりに夢中になりすぎた
8時の集合に間に合うかしら

向き合いながらコーヒーを飲んでチーズケーキを食べた
なんにも足さなくてもよくて
探さなくてもよい
自由にしゃべるし
たまにテレパシーのようなものを使うけど
きちんとうけとっている

永遠につづく気がする

時折おとずれる秋のような気持ちが
だんだんとうすーくなった
輪郭がぼやけて中身が溶け出てきたので
それを花や星や鳥の型に流し込んで
固まったら木にかけようとおもう